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アシスト日記

2016/01/12
命を繋ぐドクターヘリ  

今回は、指向を変えて公立豊岡病院に視察に行った時のドクターヘリを紹介いたします。

ドクターヘリというと、テレビドラマで放映されたコードブルードクターヘリ緊急救命を見て存在を知った方も多いのではないでしょうか。ドラマのモデルとなった北里大学病院もそうですが、消防機関から要請を受け、医師と看護士が同乗し、ヘリでいち早く現場へ急行し、機体の中で救急救命を行います。まさに命をつなぐ空飛ぶ救命室と呼ばれています。豊岡病院のドクターヘリは、全国屈指の出動回数を数え、年間2000件近い事案に対応しているそうです。飛行範囲は病院から半径70km圏内、東は丹後半島、兵庫県北部、西は鳥取県東部をカバーし、私の住む町までは21分で飛んできます。着陸地点は公園、学校のグラウンドなど指定場所は決められいるそうですが、場合によっては道路上、田んぼの中など県の防災ヘリでは着陸不可能なところも降りることもあるとお聞きしました。機体はフランス製で燃料はほぼ灯油だそうです。先ほど岩美町へのフライトで帰還してきたばかりとか。

私の仕事で身近な交通事故現場、予期せぬ災害現場、中山間地の救急医療など多岐に渡り2010年の導入以来、救命率は格段に上がったそうです。コロナ過の昨今、医療現場はひっ迫し、地域医療を守る中、命をいち早く繋ぐヘリに深く感銘を受けました。視察を終え、バスに乗り込もうと駐車場を歩いていたとき、ドクターヘリが大きな音を立てて私の真上を颯爽と南向きの空へと飛び立っていきました。