稲刈りがひと段落するこの季節。秋の風が心地いい1日でした。
大人も子どもも、全身泥だらけの伝統行事「大堤うぐい突き」が開催されました。
「うぐい突き」とは、約400年にわたって受け継がれている竹で編んだ「うぐい」と呼ばれる漁具を用いた伝統漁法です。
毎年、コイやフナを放流し捕獲をしようとするのですが、ほとんど魚が捕れることがなく、大人も子どもも疲労困憊。
その泥まみれの服や長靴を洗わないといけないと想像しただけでも、入水していない母も疲労困憊。
それでも時折うぐいにかかる魚に喜ぶ大人達や、タモですくったザリガニを嬉しそうに見ている子ども達を眺めて楽しいひと時を過ごしました。
うぐい突き保存会の会長が「壮大な泥遊び」と表現しておりましたが、まさにその通り。
近年は、鳥取大学の留学生さんが参加されたり、国際色豊かなイベントとなっております。泥遊びの楽しさは万国共通のようです。
また来年も、それ以降も、楽しみながら大切に継承していきたいイベントです。