今回は、たった一滴の尿から全身のがんリスクを高精度に判定できる線虫がん検査『N-NOSE』をご紹介しようと思います。
この検査は、HIROTSUバイオサイエンス代表取締役の広津崇亮さんが開発して、2020年1月に実用化されています。
6つの特長を見ていきたいと思います。
①簡便である
健康診断と同じく、わずかな尿で検査が行える。
②安価である
線虫の飼育コストが安いため、検査のコストを安く抑えられる。検査費用9,800円(税抜・参考価格)
③高精度である
血液を採取してがん検査を行う『腫瘍マーカー』は、ステージ0、1の超早期のがんの場合は、10%程度しか検知できないが、線虫がん検査『N-NOSE』では86.3%という高い精度で検知が可能である。
④早期発見が可能である
ステージ0、1の早期がんも検知することも臨床研究において確かめられている。
⑤苦痛がない
わずか一滴の尿で検査ができるため、身体的負担がない。
⑥全身網羅的である
一度の検査で全身のがんリスクを調べることができる。
線虫が反応することが分かっているがんの種類(15種類)
胃がん 大腸がん 肺がん 乳がん 子宮がん 膵臓がん 肝臓がん 前立腺がん 食道がん 卵巣がん 胆管がん 胆のうがん 膀胱がん 腎臓がん 口腔・咽頭がん (2019年9月現在)
また、検査の流れは、インターネットで検査キットを購入 ➡ 検査キットの受領 ➡ 検査の予約 ➡ 採尿 ➡ 検体の提出(指定場所に提出する) となっていて簡単です。
■ 新情報 ■
N-NOSE at home 全国でサービス開始し、対象地域も拡大しています。検体の提出方法も指定場所に提出するだけでなく、自宅やオフィスまで集荷に来てもらえるようになりました。
費用:税込13,970円 (検査料9,800円+検査キット700円+集荷料2,000円+税) ちなみに鳥取市・倉吉市・米子市は、6月23日サービス開始予定になっております。
皆さん、簡単にまとめてみましたがどうでしたでしょうか?凄くないですか!
がんは早い段階て治療を始めるほど、完治する可能性が高まる病気です。簡単に、安価に痛みなく受けられる線虫がん検査が普及すれば、がん検診受診率が上がり、早期発見、早期治療につながり、ますます多くの人が健康に長生きできるようになると思います。
ご興味のある方は、下記の専用WEBサイトを参照してみてください。