夏休みも明け、子ども達は学校が始まりました。
進級、入学してから早や5ヶ月。我が家の次男は、小学校1年生なりに、ゆっくりながらも、頑張って徒歩通学しています。
さて、私はと言いますと、今年の7月から市の交通安全指導員となり、子どもたちの登校を見守っています。全校生徒、わずか16人の県内最小の小学校。子ども達の集合場所へは、地域の方が付き添い、一人ひとりに目を配りながら、大きな声で挨拶してくれます。校門の前には、校長先生が毎朝かかさず、全児童が元気に登校してくるのを待ってくれています。雨の日も、風の日も子ども達を迎え入れてくれる姿は、子ども達を通わせる大きな安心感へ繋がります。
今年閉校する小学校へと続く一本道。見渡す限り田畑の道を歩けども歩けども、鷲峰山は遥か遠く、牛小屋の近くを通れば、何とも言えない匂いがするこの道を、通う姿を見守ることが出来るのもあと数カ月です。
朝「行ってきます」と家を出て、「ただいま」と帰ってくる当たり前の日常があることに感謝しながら、微力ながら私にもできること、交通安全指導員を続けていこうと思います。
登下校が、子ども達にとって、安心・安全なものでありますように。